【指先のしびれは病気のサイン?】血管を強くして血行不良を改善

指先がピリピリとしびれたり、感覚がマヒするような違和感を感じることはありませんか?

血管の詰まりや破裂、また神経への圧迫や損傷によってしびれや痛みが発生します。

いきいきとした血管を保つためには、どのような毎日を過ごすと良いのでしょうか?少しのしびれでも放置せず、すぐに対処して不安を取り去りましょう!

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1.血管の仕組みと働きとは?

5-2病気指先血行不良

血管のしくみ

血管は3つの層によってできています。

外膜

  • 血管を覆って、血管を圧力や衝撃から守る層

中膜

  • 血管を収縮・拡張させる筋肉の層

内膜

  • 血液と直に接する層

 

血管には、動脈・静脈・毛細血管があります。

毛細血管は内皮細胞と外膜でできていて、血管壁が極めて薄く、隙間が多くあります。

酸素・二酸化炭素、栄養物・老廃物が容易なので、物質交換の場になっています。

 

血管のはたらき

内側の表面には『内皮細胞』という多様な働きをもつ細胞がたくさんあります。

多様な働きとは、血液中の不純な成分が血管壁内に侵入するのを防ぐ、血管のしなやかさを保つ、血液が固まるのを防ぐなどの働きです。

血管は老化によって弾力を失い、硬くもろくなります。また動脈硬化によって、血管の一部が詰まったり、破れたりします。

 

血管の老化・動脈硬化が進行しても、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。

そのため、気づかないうちに血管が詰まったり、破れたりする危険性が高まります。

食生活の改善や運動によって、高血圧や糖尿病を改善し、血管の老化をくい止めしましょう!

 

2.指先に症状が出る病気とは?

指先にしびれが起こる病気

  1. 抹消(手足の)血行障害
  2. 抹消(手足の)神経の病気
  3. 生活習慣などによる病気
  4. 脳の病気
  5. 心臓の病気
  6. 脊髄の病気

指の神経には、『正中(せいちゅう)神経』と、『尺骨(しゃっこつ)神経』という2つの神経があります。

これらの神経のどこかが疾患や外傷で圧迫や損傷することによって指先にしびれが発生します。

(1)末梢(手足の)血行障害

血行不良

  • 長時間、血管が圧迫されることによって生じる
  • ストレスによって、自律神経のバランスが乱れると生じる
  • 一時的なしびれで治まる

 

(2)抹消(手足の)神経の病気

手根管症候群

  • 手首の関節の部分にある手根管(しゅこんかん)の中を通る神経が圧迫されることによって生じる
  • 打撲や、手の使いすぎ、ホルモンバランスの乱れによって起こる
  • 親指から薬指の内側半分、手のひらが夜間や早朝に強くしびれる
  • 手の指を曲げたり、伸ばしたりすると治まる
  • 手首を固定し、患部を安静に保つと改善される

肘部管症侯群

  • 肘関節の部分の内側にある肘部管(ちゅうぶかん)を通る神経が圧迫されることによって生じる
  • 小指と環指(親指から数えて4つ目の指)の小指側の半分の部分がしびれる

足根管症候群

  • 足根管を通る神経が圧迫や損傷することによって生じる
  • 足首・つま先・足の裏がしびれる

多発ニューロパチー

  • 偏食・過剰飲酒などで、ビタミン欠乏によって生じる
  • 手首・足首から先の部分が、夜間に強くしびれる

 

(3)生活習慣などによる病気

糖尿病

  • 膵臓から分泌されるインスリンの作用に障害が起こり、血液中のブドウ糖濃度が慢性的に高くなることによって生じる
  • 左右差はほとんどなく、しびれは痛みに変わり、手足の末端から体の中央へ広がってくる

閉塞性動脈硬化症

  • 喫煙・高血圧・糖尿病などによって、動脈硬化が促進して生じる
  • 足の冷え・しびれ、歩行中のしびれ・痛みが起こる
  • 休憩すると症状は改善される
  • 脳梗塞につながる症状

バージャー病

  • 末梢血管の詰まりによって生じる
  • 手足の冷え・しびれ・痛み・皮膚の変色が起こる

レイノー病

  • 抹消血管の異常な収縮によって生じる
  • 皮膚が白くなり、時間が経つと皮膚が赤くなり痛みやかゆみを伴う

 

(4)脳の病気

一過性脳虚血発作

  • 脳内の血管が一時的に詰まったり、急激な血圧の変動によって脳の血流が悪くなることで生じる
  • 片側の手足のしびれ、片目だけに異常が現れ、数分から長くても1時間程度で治まる
  • 脳梗塞の前触れともなるため要注意

脳梗塞

  • 脳内の血管が詰まることによって生じる
  • 片側の手足のしびれ・無感覚・言語障害・顔面麻痺・頭痛、嘔吐、食欲不振などが起こる

脳出血

  • 脳内の血管が破れることによって生じる
  • 片側の手足のしびれ・頭痛・嘔吐など

脳腫瘍

  • 脳にできた腫瘍が神経を圧迫することで生じる
  • 手足のしびれが段々と強くなり、頭痛としびれが生じ、吐き気・視覚異常なども併発する

 

(5)心臓の病気

狭心症

  • 冠動脈が、動脈硬化などによって狭くなって心臓が正常に働かずに生じる
  • 運動中や運動後、息が上がる動きをして心臓に負担がかかった時にしびれる

心筋梗塞

  • 心臓への血流が完全に途絶えることで生じる
  • 強い胸の痛み・呼吸困難・吐き気・冷や汗などが起こる

 

(6)脊髄の病気

腰椎・頚椎椎間板ヘルニア

  • 腰椎・頚椎の骨と骨の間にある椎間板が飛び出して、神経を圧迫することによって生じる
  • 腰痛、下肢がしびれる

変形性頚椎症

  • 首の骨自体に骨棘(こっきょく)と言う骨ができ、神経を圧迫することによって生じる
  • 歩行困難や手指を動かせなくなる

頚椎後縦靭帯骨化症

  • 脊椎椎体の後面にある後縦靭帯に骨が出来て、これが脊髄を圧迫するために生じる
  • 転倒や頭部外傷によって症状が悪化する

頚椎症性脊髄症

  • 椎間板が潰れ骨と骨が擦り合うことによって変形し、脊髄を圧迫することで生じる
  • 歩行困難や手指を動かせなくなる

胸郭出口症候群

  • なで肩などで胸郭出口という隙間を通る神経が圧迫されることによって生じる
  • 肩こりや腕から手の内側がしびれ、倦怠感が起こる

 

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3.よりよい治療を受けるには?

症状を観察する

命の危険につながる病気を予防するためには、医師に症状を正確に伝えることが大切です。

しびれや痛みを細かく観察して、他の症状も出ていないか確認しましょう。

 

しびれの部位

  • 左右対称・片側のみなど
  • 指先・手のひら・手の甲など

しびれの強さ

  • だんだん強まるのかなど

しびれの継続時間

  • 手を振ると和らぐかなど

しびれの発生時間

  • 夜間・早朝・運動時など

しびれの感覚

  • ピリピリ・ジンジン・無感覚など

 

正しく症状を伝え、適切な治療を受けられるようにしましょう。

 

4.血管を強くして血行不良を改善

血圧を下げる

血圧とは、心臓から送られる血液が血管壁の内側に与える圧力です。

高血圧は、血管を傷つけ、動脈硬化を引き起こします。

減塩

  • インスタント食品を控え、味覚を薄味に変える

カリウムの摂取

  • 海藻類・豆類などを多く摂取する

バランスの良い栄養

  • 野菜など食物繊維を多く摂取する

運動

  • 有酸素運動・こまめに身体を動かす

入浴

  • 39℃~41℃のぬるめの湯船につかる

減量

  • 肥満を改善する

禁煙

  • 一時的に脳が幸せを感じていても、身体は交感神経が緊張してストレス状態になっているため、禁煙外来なども利用して禁煙する

禁酒

  • 赤ワインやウイスキーを1日1杯ほどが良い

ストレスをためない

  • 深呼吸・ストレッチ・運動・趣味を行って発散する

適度に身体を動かす

  • 有酸素運動やストレッチで抹消血管を広げ、血液の循環をよくする。血行がよい状態が続くと高い圧力をかけなくても、全身に血液がいきわたり、血圧が下がる

 

運動が体に良いことはわかっているけど、どうしても続かない…

運動というと、ウォーキングや、水泳を30分以上やらなければいけない!と思っていませんか?

まずは、その場での足の太もも上げや、かかと上げ、屈伸をするだけでも効果があります。

ふくらはぎの筋肉を意識して、少しだけでも体を動かしてみましょう。

 

血糖値を下げる

血液中のブドウ糖の濃度が高くなることを高血糖といいます。

高血糖が慢性的に高くなると糖尿病になり、全身の血管が傷つき、様々な合併症を引き起こします。

適正なエネルギー摂取量を守る

  • 成人男性:1,400~1,800kcal
  • 成人女性:1,200~1,600kcal

栄養バランスの良い食事

  • 1日に30品目以上が望ましい

食物繊維を積極的にとる

  • イモ類・豆類・野菜・こんにゃくなどを摂取する

1日3食均一の量を摂取する

  • 規則正しい時間に量の偏りがないようにする

減塩

  • 薄味の食事を心がける

脂質、揚げ物は控える

  • 刺身や焼き魚などを食べる

節酒

  • 休肝日をとり、飲みすぎない

運動

  • 食事開始から1~2時間後に運動すると血糖値を下げるのに効果的

睡眠

  • 上質な睡眠によって、メラトニンを分泌させて血糖の代謝を促す

 

コレステロール・中性脂肪を改善

食べ過ぎや運動不足、肥満などによって、血液中のバランスが崩れ、コレステロールの割合が増えると動脈硬化を引き起こします。

また、中性脂肪が増えると悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすため、動脈硬化が急速に進行します。

暴飲暴食をせず、運動によって血管の健康を保ちましょう。

 

5.まとめ

指先に起こるしびれは身体の不調を知らせる警告です。

加齢によってしびれを生じることが多くなりますが、生活習慣を改善することで血管を強くすることができます!

 

悪い生活習慣による動脈硬化の原因を取り除き、血行不良を改善し血管の老化を防ぎましょう。

体質や体調に合った方法をとり入れて、少しずつ行ってみます。

 

野菜や海草類を多くバランスの良い食生活へ改善し、身体やふくらはぎをこまめに動かして血流を促します。

禁煙によって血圧を下げ、ストレス発散や質の良い睡眠によって、いきいきとした血管に生まれかわります。

 

↓こちらの記事もご覧ください

[血行不良の改善で治まる痙攣とは?ふるえやけいれんの原因]

 

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