血行促進する【スポーツ向けネックレス】とは?磁気とゲルマニウムの効果効能

磁気ネックレスやゲルマニウムが含まれるネックレスなど、血行促進の効果があるとされる製品があります。

科学的な根拠がない、人に対しての効果が解明されていないなど、不明な点もあるため、購入や使用には注意が必要です。

スポンサードリンク



1.血行を促進するスポーツ向きネックレスとは?

スポーツ向きネックレス

スポーツなどで体温が上がることによって汗をかくと、長時間触れている金属がわずかに溶け出して皮膚に入り、体の免疫機能が異物と判断することによって起こるアレルギー症状が、金属アレルギーです。

プラチナチタンは汗に溶けにくく、他の金属に比べるとアレルギーを起こしにくい金属ですが、まったく溶けないわけではありません。

また、合金の場合は、混ぜた金属がアレルギー症状を引き起こす可能性もあります。

 

そのため、肌に触れる部分がシリコン(シリコン樹脂)でてきているものを選ぶことで金属アレルギーを予防することができます。

 

金属製のネックレスをつける場合、汗をかく時期はアクセサリーを外したり、こまめに汗をふくことで、かゆみやかぶれを予防しましょう。

 

磁気ネックレスのしくみ

多くは高強度の磁力線を発する永久磁石が複数個埋め込まれていて、使用者の体表面近くに常時接することで、「磁力が血液中のイオンを増やし、イオンが神経に働きかけることでマッサージ効果が発生する」といわれています。

 

磁力の強度はテスラであわらされ、市販のネックレスは50ミリステラ~200ミリテスラ程度の磁石が、数個~数十個組み合わせされています。

 

磁気製品の種類

エレキバンなどの磁石とバンソウコウでコリをほぐす製品は、ピンポイントで効く利点がありますが、バンソウコウを長時間貼ることでかゆみやかぶれが起こったり、発汗によってはがれることがあります。

ウェアサポーターインソールなど、使用する時間や環境によってさまざまな製品があります。

 

磁気ネックレスや磁気ブレスレットなどのアクセサリーは医療機器に登録されている商品もあり、肩や首など広範囲のコリの改善に使われ、スポーツで汗をかいても快適に使用できるメリットがあります。

血行を良くするといわれるゲルマニウムが埋め込まれた製品もあり、ネックレスやブレスレットなどが販売されていますが、効果を感じない場合も多くあるようです。

また、肌に触れる部分の主成分が鉄の場合は、スポーツなどによる汗によってかぶれたり、製品に錆(さび)が発生するため注意が必要です。

 

磁気ネックレスの効果の体感時間

ネックレスなど磁気製品の体感には個人差があり、使用しても効果があらわれない場合も多くあります。

1日6~8時間以上着用することで、早い人の場合は2~3日で効果(温かさを感じる、コリが改善されるなど)を体感するようです。

 

注意点・使用を中止する場合

  • 違和感を感じた場合はすぐに使用を中止する
  • ペースメーカなどの電磁障害の影響を受けやすい体内植込み型医用電気機器を使用している人は使用しない
  • 妊娠初期や後期などの不安定期、又は出産直後の人は使用しない
  • 電気毛布、コタツ、ホットカーペットなど、長時間磁石が熱を帯びた状態になる器具と併用しない
  • 誤作動やデータ等の破損のおそれがあるため、パソコンや腕時計など磁気の影響をうけるものに磁石部分を密着させたり、一緒に保管しない
  • 噛んだりすることで破損し、磁石を飲みこむ恐れがあるため、子どもやペットに使用する場合は注意する
  • 寝たきりなどの方は背中などに違和感を感じたら時間をあけて使用したり、使用を中止する
  • 使用後は汗や汚れを取り除くことで、製品が長持ちする
  • 商品表面にキズがつく恐れがあるため、水かお湯で手洗いをする

 

2.磁気治療器とは?

磁気治療器とは

磁気治療器(じきちりょうき)は、磁力線を使用した医療機器です。

 

交流磁気治療器

  • 医療機関向けの据え置き型の交流式磁気治療器

 

直流磁気治療器

  • 磁気ネックレスなど直流磁気を使用した治療器

 

ネックレス、ブレスレット、バンソウコウ、下着などに粒状の強力永久磁石を内蔵して、その磁気の力が体内成分に働きかけて筋肉内の血流を良くし、老廃物を流すことでコリの悪循環にアプローチをして、疾病の予防、改善、治療の役に立てることを意図しています。

スポンサードリンク



3.医療機器とは?

医療機器である条件とは

薬事法で「人若しくは動物の疾病の診断、治療若しくは予防に使用されること、又は人若しくは動物の身体の構造若しくは機能に影響を及ぼすことが目的とされている機械器具等」と定義されています。

 

医療機器は、製造や販売などが薬事法で規制されており、どのようなものが医療機器に該当するかも薬事法で定められています。

 

(1)高度管理医療機器

  • 副作用又は機能障害が生じた場合において、人の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあるもの
  • 心臓カテーテル付検査装置、機械式人口心臓弁…など

 

(2)管理医療機器

  • 副作用又は機能障害が生じた場合において、人の生命及び健康に影響を与えるおそれがあるもの
  • X線診断検査装置、MRI、磁気治療器…など

 

(3)一般医療機器

  • 副作用又は機能障害が生じた場合においても、人の生命又は健康に影響を与えるおそれがほとんどないもの
  • 聴診器、血圧計、メス…など

 

 

4.磁気とゲルマニウムの効果効能

磁気ネックレスは本当に効果がある?

厚生労働省が「磁気に効果効能がある」と認めたのは、執筆者:中川恭一(医師)の「皮膚貼付用磁気治療具の治療効果について」という論文をもとに判断されましたが、この効果判定はハガキによるアンケート調査の集計に基づいているため、十分な臨床試験がおこなわれていたとはわけではありません。

 

磁気ネックレスなどの磁気治療器は、薬事法では管理医療機器に分類されています。

しかし、医療機器区分の基準は「効果効能を保障する」ものというよりは「リスクを管理する」ための意味合いが強いため、管理医療機器として認証されていても、「医療効果がある」という意味にはならないのです。

 

磁気が人体に影響を及ぼす可能性は限りなくゼロに近いと言われ、様々な研究によって血液は磁力に影響を受けない、磁気健康治療器の効果もプラセボ効果(思い込みによって発生する人体への何らかの影響)によるものの域を超えないことが明らかになっているようです。

 

ゲルマニウムネックレスは本当に効果がある?

ゲルマニウムには、人体に何らかの健康効果をもたらすという科学的根拠は確認されていません。

 

国民生活センターの調査によると、「独立行政法人科学技術振興機構の科学技術文献データベースで検索したところ、科学的根拠を示す文献は確認できなかった」、「文献調査及び製造・販売 業者に対するアンケート調査を実施したところ、根拠となる科学的データが確認できなかった」などの理由から、ゲルマニウムブレスレットを購入する人は健康への効果を期待すべきではない、としています。

ゲルマニウムネックレスもブレスレットと同じく、健康への効果を期待すべきではないといえますが、調査したテスト対象銘柄は限られたものであるため、全ての製品が当てはまるということでもありません。

 

物質の純粋さの程度を表す純度と、製品に含む量を表す含有量は異なり、表示の仕方によって誤解しやすいといえます。

また、表示よりも純度が低い場合や、含有量が少ない場合もあるため、製品やメーカーを選ぶときには注意が必要です。

 

科学的根拠とは

エビデンスとは、証拠、根拠、証言、形跡などを意味する英単語 “evidence”に由来する、外来の日本語です。

一般に医学および保健医療の分野では、「科学的根拠がある」と言うと、「エビデンスがある」と言う意味をあらわし、ある治療法がある病気・怪我・症状に対して、効果があることを示す根拠や検証結果・臨床結果を指します。

 

エビデンスは、医療行為において治療法を選択する際「確率的な情報」として、少しでも多くの患者にとって安全で効果のある治療方法を選ぶ際に指針として利用されます。

 

高いエビデンスを求める方法として挙げられるのは、ランダム化比較試験、コホート研究、症例対照研究などです。

ただし、生物に個体によるゆらぎがあるため、これらの一般的な確率は個々の患者の状態によって適切に修正されなければなりません。

 

磁気ネックレスなどは、研究や試験による「科学的根拠がない」としても、「効果があった」、「肩こりが改善した」、「頭痛などの副作用が出た」など、さまざまな体への反応を感じている方も多くいます。

磁気や心持ちなど、目には見えなくても体に働きかけ、影響を与えることもあるのです。

 

5.まとめ

血行促進効果があるといわれるネックレスは、磁気ネックレスやゲルマニウムネックレスがあります。

スポーツをするときには、金属製ではなく、シリコンで覆われた製品を使用することで汗をかいてもアレルギー反応が起こりにくく、かぶれやかゆみを防ぐことができます。

 

磁気やゲルマニウムは健康への効果効能を期待できる科学的根拠がないとされています。

大手メーカーや有名人が使用している広告などにより、効果を期待してしまいますが、ほとんどがプラセボ効果(プラシーボ効果)によるものといわれています。

 

スポーツの後には、筋肉疲労を回復させるアイシングや、神経のダメージを修復する栄養素を補うことも大切です。

 

こちらの記事も読まれています

【ニキビと血行促進の関係】とは?原因とケア方法

足のだるさを解消する【マッサージグッズ】とは?揉み返しと好転反応

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です