【足のだるさに効く足つぼ】とは?ツボ刺激の種類と方法

足のだるさは、筋肉疲労や血行不良などによって生じます。

スポーツや運動の後、身体を動かすことが困難な場合には、足つぼを刺激することで疲労回復や血流を促すためだるさの解消につながります。

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1.足のだるさに効く足つぼと刺激方法とは?

 

足の疲れに効くツボ

地機(ちき)

  • すねの内側で、ふくらはぎのすね側

 

飛陽(ひよう)

  • アキレス腱の外側で、ふくらはぎの下

 

湧泉(ゆうせん)

  • 足の裏で、土踏まずの少し上

 

中封(ちゅうほう)

  • 内くるぶしの1cmほど前方のくぼみ

 

 

足のむくみに効くツボ

足三里(あしさんり)

  • むこうずねの外側で、指3本分ほどひざの下

 

足心(そくしん)

  • 足の裏で、土踏まずのほぼ中央

 

水泉(すいせん)

  • 内くるぶしの後方で、脈のふれるところから指幅2本分ほど下

 

八風(はっぷう)

  • 足の甲で、指と指の間のまたにある

 

築賓(ちくひん)

  • 内くるぶしの中心から手のひら分ほど上

 

ツボを刺激するさまざな方法

ツボを刺激する最良の方法は、『針/鍼』と『灸』ですが、家庭での針治療や、外出先での灸は不向きです。

自分で簡単にでき、効き目の高いのは『指圧』ですが、刺激による効果が持続しないという短所があります。

それぞれに長所と短所があり、またツボの場所や症状によって向き不向きがあるため、やりやすい方法で、継続的におこなうことが効果的です。

 

針/鍼による治療法

  • ツボの深部まで刺激が伝わるため、非常に効果的
  • 指すだけでなく、上下に動かしたり、回転させると効果的のため、専門的な知識が必要となる
  • 国家資格を取得した専門家がおこなう治療法
  • 深部のコリをほぐし、血行促進して、自律神経のバランスを整える
  • 1ヵ所のツボを強めに刺激したいときは、爪楊枝、ボールペン、硬貨などを使うと良い
  • また爪楊枝をまとめて束ね、刺激する方法もある

 

熱冷刺激(灸など)

  • 灸による刺激が代表的
  • ツボに火傷させることで、細かい神経が持続的に刺激され、その効果が非常に大きくなる
  • 同時に火傷毒素が発生し、自律神経に作用して、その働きを整える
  • 皮膚上に置いたモグサを燃焼させて、熱刺激を与える療法
  • 家庭では、安全で効果の高い温灸(間接灸)が良い
  • 火を使わないお灸も市販されている
  • 肩や首のコリ、冷えからくる症状には、ドライヤーや家庭用温灸が効果的

 

圧迫による刺激(指圧)

  • 指圧は『手技療法』のひとつ
  • 一般的で簡単におこなえるのが指圧
  • 手の指、手のひらを使い、ツボを押す
  • 米粒などの小さな刺激物をツボに貼る方法もある
  • 足裏や背中への刺激はゴルフボールやテニスボールなどを使うと楽におこなえる

 

摩擦による刺激(マッサージなど)

  • マッサージは、全身をほぐし、血行促進しながらツボを刺激する
  • 揉む、押す、たたく、つまむ、はさむ、ひっぱるなど、体の部位によって技法を使い分けると効果的
  • 筋肉のこわばりや体のコリをほぐし、内臓の疲れをとり、働き強める
  • 手だけでなく、なるべく毛の柔らかい洋服ブラシを使うことで背中や腹の広い部分が刺激できる
  • 歯ブラシで小さな子どもにも刺激できる

 

震動による刺激

  • マッサージ機などにより、体に震動を与えてコリをほぐす
  • 感受性に個人差が大きくあり、効果の実感もそれぞれである

 

光線による刺激

  • 日光(太陽光線)にあたることが健康に良いため、応用して特定のツボに光線を当てる刺激法

 

磁力による刺激

  • 市販のマグネット治療器具などのように、小さい磁石をツボに貼りつける刺激法
  • 磁力は、細胞膜のイオンに変化を与えるため、刺激効果が高い
  • 特に脳のような中枢部には、かなりの影響が期待できる

 

薬物による刺激

  • サリチル酸、インドメタシンなど、炎症やコリを鎮める成分を用いた湿布や薬剤を皮膚に貼る方法

 

電流による刺激

  • 電流をうまくコントロールして使うことで高い効果が出る

 

それぞれにメリットデメリットがあり、続けることが重要なため、継続できる方法を選びましょう。

 

ツボ刺激の手技の方法

指腹(しふく)刺激

  • 親指の腹をツボに当てる
  • 強くまっすぐ押す・上下に押す・こする・こねるなど

 

指尖(しせん)刺激両

  • 親指の第1関節を直角に曲げ、力を込めてツボを刺激する

 

母指(りょうぼし)刺激

  • 両手の親指の腹を重ねて、力強く垂直にツボを刺激する

 

叩打法(こうだほう)

  • 軽くこぶしを握り、トントンとツボを刺激する
  • どのツボに行なってもよく、特に足裏に有効

 

指角(ゆびづの)刺激

  • 親指の第1関節か人差し指、中指の第2関節を曲げてツボに当て、強く刺激する

 

道具を使わず、どこでも行なえる手技には、さまざまな方法があります。

『気持ちいい痛さ』を感じる程度の強さを基本として、はじめは弱く、徐々に強くするなど自分の刺激を感じる強さや部位によって刺激方法を変えます。

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2.足つぼの押し方と注意点とは?

ツボの正しい位置の見つけ方

ツボは、刺激に対して大変に敏感なため、他の部位では感じない痛みや心地よい圧痛、ジーンと響くような感覚があったり、皮膚を軽くつまんだとき、周囲の他のところはさして痛くもないのに、チクンと鋭い痛みを感じたりします。

自分の手と、体の感覚でツボを見つけることが大切です。

 

指圧の目安

ツボの押し方

  • 『気持ちいい痛さ』を感じる程度の強さで押す
  • 5秒かけて押し、5秒かけて離す

 

ツボを押す回数

  • 左右にある場合、各5回~10回

 

呼吸とツボを押すタイミング

  • 息を吐きながら、ツボを押す
  • 息を吸いながら、指を離す

 

ツボ押しの効果的なタイミング

  • 入浴後や寝る前など、体がリラックスして、血行も良くなっている状態
  • 通勤時間や仕事の合間などは、深呼吸をしてリラックス状態をつくる

 

ツボを刺激するときの注意点

ツボを刺激しない方が良いとき

  • 食後30分以内
  • 飲酒後
  • 空腹時、疲労時
  • サウナに入った後
  • 発熱中
  • 体調が悪い時
  • 妊娠中
  • 生理中
  • 手術後
  • 腎臓が悪い人
  • 心臓が悪い人
  • 伝染病にかかっている人
  • ツボの周辺にけ異常(腫れ・痛み、骨折・脱臼、けがなど)がある人

 

疲労がたまっている場合など、体の状態によって、刺激が強すぎて悪い影響を与えることもあります。

特に子どもやお年寄り、妊娠中は、体の未発達や内臓の機能低下などのため、強い刺激を避けるようにします。

 

3.足つぼ刺激・足もみの効果とは?

足の疲労を示すサインはだるさや痛み

『歩く』ことは健康に良いことですが、長い間歩いていると急性のストレスを受けるため、筋疲労から痛みが出はじめ、足のだるさにつながります。

筋肉の疲労は、加齢とともに感じることが圧倒的に多く、体重が重い人の場合は筋疲労を自覚する回数が増えていきます。

足底筋膜(そくていきんまく)、後脛骨筋腱(こうけいこつきんけん)、第2中足骨(ちゅうそくこつ)の頭付近などに強く痛みが現れます。

 

つぼ刺激の効果

  • 自律神経を整える
  • 血管を拡張して血液の流れを促進
  • 免疫系の細胞を活性化
  • 自然治癒力の向上 など

 

足もみの効果

  • 血液循環をよくして、特に加齢によって衰える心臓に血液を戻す静脈の働きを促進させてうっ血をなくす
  • 関節を柔軟にして、歩行力を促進する
  • 体温を常に一定に保つ
  • ゆがんだ足の指を矯正したり、関節を柔軟にすることで老廃物の蓄積を防いで、正しい神経反射を保つ
  • 内分泌の機能を高めて、老廃物を取り除き、体を健康な状態に保つ など

 

高齢や身体的な障害、痛みなどで運動や歩行ができない場合は、ツボを刺激することで血行促進などさまざまな利点があります。

しかし、筋肉を使わずにいることで、少しずつ筋力は低下していくため、さらに健康は損なわれていきます。

歩く・走ること、鍛えることで筋力低下を防ぐことがとても重要です。

太ももを上げる、階段を登るなど大きな下半身の筋肉を動かすことで、肥満や生活習慣病、低体温や冷えを予防しましょう。

 

4.ツボと反射区の違いとは?

ツボとは

ツボ=経穴(けいけつ)といい、目には見えないエネルギーが出入りする点といわれています。

刺激による『副作用はない』とされ、体内に停滞していた老廃物が排出されたり、細胞の生命活動が正常化する過程で起こる変化として、施術後の尿量が増える、臭いや色に変化があらわれる、熱っぽく感じられるなどの『好転反応』が生じることがありますが、それらはすべて一時的なものです。

痛みや張りを感じるツボや反射区に対応する臓器や器官は、一概に病気というわけではなく、疲れや負担により『機能低下している』可能性があります。

 

反射区とは

ツボが1つの『点』であるのに対して反射区は『面』で、1ヵ所ずつの範囲が大きいのが特徴です。

この反射区に基づいて揉みほぐすのが、反射学(ゾーンセラピー)の考えをもとに確立された『リフレクソロジー』です。

リフレクソロジーは、足の裏や手のひらの末梢神経の集中個所を刺激することで、それに該当する臓器や器官の働きを活発にさせ、機能を高める健康法です。

 

5.まとめ

足のだるさは筋肉疲労、血行不良、病気などが原因で起こります。

足は心臓から遠く、重力によって血液循環が阻害されやすい場所であるため、刺激することで血流を促し、うっ血やうっ帯を予防・改善しましょう。

 

足の疲れには、地機(ちき)、飛陽(ひよう)、湧泉(ゆうせん)、中封(ちゅうほう)を刺激します。

足のむくみや血行不良には、足三里(あしさんり)、足心(そくしん)、水泉(すいせん)、八風(はっぷう)、築賓(ちくひん)を刺激します。

 

足つぼ、リフレクソロジー、リンパマッサージ、官足法など、下半身全体を揉んだり、叩いたり、押したりして刺激することで全身の血行を促します。

 

即効性もあり、手や棒などで手軽にできるため継続が簡単です。

続けることが不調の改善に有効なため、針・鍼やお灸、ドライヤーなども使用して内臓機能や自己治癒力、免疫力を高めましょう。

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