【頭皮には筋肉がないため血行不良になりやすい】頭や足、かゆみのメカニズムと改善方法

頭皮にかゆみが起こる原因とは?

さまざまな刺激により炎症が起きたり、髪の毛により蒸れたり汚れが溜まりやすいところです。

シャンプーのやり方や生活習慣を見直し、血行不良を改善することで、頭皮の皮脂バランスを整えましょう!

スポンサードリンク



1.かゆみのメカニズム(仕組み)とは?

55-2%e8%b6%b3%e9%a0%ad%e7%9a%ae%e8%a1%80%e8%a1%8c%e4%b8%8d%e8%89%af%e3%81%8b%e3%82%86%e3%81%bf

頭皮など皮膚のかゆみのメカニズム

かゆみが起きる詳しいメカニズムはまだわかっていません。

 

ヒスタミンの分泌によるもの

かゆみが発生する仕組みのひとつは、皮膚に存在する『肥満細胞』と呼ばれる細胞から分泌される『ヒスタミン』によるものです。

『ヒスタミン』は、痛みやかゆみを知覚する知覚神経に作用して、「その刺激がかゆみとして脳に認識される」と同時に、その刺激は神経の末端にも伝えられ、神経伝達物質の『神経ペプチド』を放出させます。

この神経ペプチドは肥満細胞を刺激し、さらにヒスタミンを分泌させます。

「かゆいから掻く」といった刺激により、敏感になっている肌の知覚神経を刺激し、『神経ペプチド』を放出させて、かゆみ物質の『ヒスタミン』の分泌を促すことで、かゆみが広がったり強くなるなど、悪化することがあります。

 

健康な肌とかゆみが起きる肌の違い

『正常な頭皮』は、水分と油分(皮脂)により十分なバリア機能が保たれた状態です。

『炎症を起こした頭皮』は、刺激(シャンプー、紫外線、汗など)に弱く、敏感になるためかゆみが発生します。

 

頭皮は皮脂線が多く、身体の中で皮脂の分泌量が最も多いため、汚れやすいところです。

さらに、髪が生えているため蒸れやすく、手入れもしにくい部位です。

水分蒸散量が多いため乾燥しやすく、アミノ酸溶出量が多いため潤い成分が逃げやすいので、『頭皮は肌のバリア機能が低い皮膚』といえます。

 

皮脂は多くても少なくてもよくない

皮脂は汗と混じり合い、皮脂膜をつくって皮膚の表面を覆うことで、頭皮を滑らかにして、弱酸性にし、乾燥を防ぐバリア機能の働きをします。

また、雑菌や微生物の繁殖を防いだり、髪の毛にツヤや潤いを与えるなど、重要な役割をしています。

 

しかし、皮脂が多すぎたり酸化することで、脂漏性皮膚炎などの炎症やニキビができたり、『毛母細胞』が活性化されなくなります。

 

皮脂と汗のバランスが崩れ皮脂膜が壊れると水分が逃げ、空気の乾燥や生活習慣などにより乾燥しやすくなります。

乾燥により、かゆみ、掻く、炎症、バリア機能の低下、乾燥の悪化、というかゆみの悪循環となるのです。

 

2.かゆみの原因とは?

頭皮のかゆみの原因

  1. 頭皮の炎症
  2. 雑菌の繁殖
  3. 乾燥
  4. ヘアケア製品の刺激
  5. 生活習慣

 

頭皮の炎症の要因

  • シャンプー
  • 紫外線
  • 汗・よごれ
  • アレルギー
  • カビ菌(雑菌・真菌)
  • 皮脂
  • ストレス

 

皮膚のかゆみの原因

疾患

  • じんましん

食べ物、薬、植物、花粉など

 

  • アトピー性皮膚炎

ハウスダスト、食べ物など

 

  • 皮脂欠乏症湿疹

乾燥、高温多湿、低温乾燥

 

  • 虫による皮膚炎

蚊、ダニ、シラミ、毛虫など

 

  • 接触皮膚炎(かぶれ)

植物、動物、化学物質、金属類、衣類、化粧品、医薬品、油、洗剤、石鹸、太陽光など

 

  • 水虫・白癬症

白癬菌

 

  • あせも

 

  • 乾癬(かんせん)

遺伝、体質、免疫機能の低下、ストレス、糖尿病、脂質異常症、肥満症

 

内臓疾患

  • 限局性皮膚そう痒症

前立腺肥大、毛じらみ症、カンジダ膣炎、ギョウ虫症など

 

  • 全身性皮膚そう痒症

糖尿病、慢性腎不全、甲状腺機能亢進症、甲状腺機能低下症、更年期障害、ストレスなど

 

これらの疾患がない場合は、食事、生活、シャンプーのやり方など生活習慣の見直しをしてみましょう。

スポンサードリンク



3.頭皮のかゆみのケア方法

かゆみを防ぐ生活習慣

  1. 刺激を減らす・炎症を抑える
  2. 雑菌を防ぐ・清潔にする
  3. 乾燥を防ぐ・潤いを与える

 

シャンプーのやり方

①プレトリートメント

  • ホホバオイルなどのクレンジングオイルで頭皮の毛穴に詰まった古い脂や汚れを浮き出させる(特に頭頂部と前頭部)
  • 蒸しタオルを巻いて、ビニールキャップをかぶり10分間待ち、オイルで皮脂を溶かす(ドライヤーで温めるとより効果的)

 

②洗髪・洗頭

【1回目・皮脂と汚れを優しく落とす】

  • 浮き出させた油と汚れをアミノ酸系、弱酸性のシャンプーで洗い落とす
  • 1回目は、シャンプー剤を2プッシュ程度の量を手に取り、泡立たせて髪全体になじませる
  • 乳化した皮脂とクレンジングオイルの影響で泡立ちにくいため、頭皮をこすらないように、“指の腹”で軽く動かす程度で、軽くマッサージするようにする
  • すすぐ

 

【2回目・マッサージシャンプーで血行不良を改善する】

  • 2回目は、シャンプー剤を1プッシュ程度の量を手に取り、泡立たせて髪全体になじませる
  • “指の頭”を頭皮にぴったりと付け、小刻みに頭皮自体を動かすようにして、マッサージを主に行う(爪を立てない)
  • 頭皮の血行不良を改善し、生理機能を高めるようにおこなう

 

【すすぎで頭皮の傷みを予防する】

  • 頭皮と髪の毛を念入りにすすぐ

 

③アフタートリートメント

  • シャンプー剤がアミノ酸系弱酸性の場合は、リンスは必要ない
  • 髪の毛が長い、カラーリングやパーマをしている場合は、毛髪にのみリンスをつけ、しっかりとすすぐ(頭皮には付けない)
  • 育毛剤をつける場合はこのタイミングで浸透させ、マッサージで頭皮の血行不良を改善させる

 

省略化する場合

  • プレトリートメントを省略化するときは、髪についた汚れやホコリを取り除き、お湯でしっかりとすすいでから、洗髪・洗頭をおこなう
  • 毎日洗っている場合や短髪で汚れが少ない場合は、マッサージシャンプーを主とした1度洗いをおこなう

 

皮脂の分泌バランスを整える

皮脂線が大きくなる要因

  • 男性ホルモン
  • ビタミンB6不足
  • 炭水化物のとりすぎ
  • 脂っぽい食事

 

皮脂線が大きくなることで、皮脂の分泌が増えて皮脂膜のバランスが崩れ、雑菌や微生物が繁殖したり、肌が乾燥してしまいます。

これらはかゆみの原因となるため、食事のバランスにも注意が必要です。

何度もシャンプーをするのではなくブレトリートメントにより毛穴の古い脂や汚れをしっかりと取り除くことで、皮脂の分泌を整えます。

 

乾燥を防ぐ

乾燥を防ぐため、シャンプーでの洗いすぎは控えます。朝と夜など2回ではなく、どちらか1回までにしましょう。

紫外線による頭皮や髪へのダメージを減らします。

2回目のマッサージシャンプーをするときに、ホホバオイルを5、6滴混ぜて洗うことで、頭皮の保湿になります。

 

ストレス・睡眠不足を解消する

精神的な苦痛や緊張感などによりストレスが長く続くことで、毛乳頭に通っている毛細血管が萎縮して栄養不足の状態になったり、皮膚の免疫力が落ちて毛根の活性化も低下してしまいます。

このような感情の働きは、自律神経の働きです。

髪の毛を養っている毛細血管は、交感神経の刺激により萎縮して血行不良となり、副交感神経の刺激により拡張して血行がよくなります。

 

夜にしっかりと眠り、副交感神経を優位にすることも、血行不良を改善し髪の毛や頭皮の健康に役立ちます。

 

4.筋肉がない頭皮は血行不良になりやすい

頭皮は血液循環や栄養供給が不足しがちになる

『通常の皮膚に生えている体毛の毛乳頭』は、主に皮膚の深い部分の皮下組織を通る毛細血管(皮下血管毛網)から栄養を受け取っているため、比較的とどこおりなく栄養の供給がおこなわれています。

『頭皮の毛乳頭』は、頭蓋骨や帽状腱膜が張っていたり、人体の中でも高い位置にあることなどにより、血行不良になりやすく、栄養素もとどこおりがちになるのです。

 

重力によって下に溜まりやすい血液を心臓へ戻すように、の筋肉を動かして全身の血行不良を改善することも、血液循環や栄養の供給に必要です。

 

皮脂の取り過ぎは、頭皮が脂っぽくなる?

皮脂線が大きくなる原因は、男性ホルモン、ビタミンB6不足、炭水化物のとりすぎ、脂っぽい食事によるものです。

クレンジングオイルなどにより皮脂を取りすぎることで、皮脂線が大きくなり、皮脂の分泌が増えるわけではありません。

 

シャンプーを何度も行うことでも皮脂を取り除くことができますが、これは乾燥を招きます。

そのため、アブラ同士である『皮脂』と『クレンジングオイル』が溶け合い、温めて液状になったところでシャンプーをすると、毛穴内部の過剰な皮脂を落としやすくできるのです。

 

5.まとめ

頭皮のかゆみの原因は、皮膚の炎症、雑菌の繁殖、乾燥によるものです。

頭皮の皮脂の分泌量を整え、清潔を保つことによりバリア機能を活性化させることが効果的です。

 

頭頂部には筋肉がなく、頭皮は血行不良になりやすいため、シャンプーをするときに頭皮を動かしてマッサージをするこど習慣にしましょう。

血行不良を改善することで、新陳代謝が促され、毛乳頭の栄養状態を良くすることができます。

 

柔らかい頭皮を保ち、頭皮トラブルを解消しましょう。

 

↓こちらの記事もご覧ください

[昼の眠気と血行不良の関係は?睡眠のメカニズムと首こりの解消方法!]

スポンサードリンク



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です